fbpx

理学療法士のための情報サイト(独立開業・副業・転職・治療技術など)

【超高齢化社会に向けて知っておきたい】デイサービスで働く理学療法士の給料事情とは!

WRITER
 
デイサービス
この記事を書いている人 - WRITER -
私はこれまで出会う人に恵まれて、自分がやりたいと思う仕事を実現してきました。 クリニックで勤務しながら、自費のパーソナルトレーナー・プロスポーツチームトレーナーができたのは自分1人の力では考えられません。 「今まで出会った人に貰った経験を今度は自分が伝えていきたい!」という思いから情報発信しようと考えました。 やる気はあるけど何から始めたらいいか分からないという人が1歩行動できるような発信をしていきます!

こんにちは、キシタクです!

 

理学療法士の働く場所としては色々ありますが、その中の1つにデイサービスで働くという方法があります。

 

私は、1年目から整形外科クリニックでしか働いたことがなく、そのまま現在の起業に至りました。

 

そのため介護保険分野の仕事に関わったことがありません。

 

病院より給料が高くて、私がやっていたような痛みを解消する仕事というよりは、どちらかというと利用者の方とのコミニュケーションとかがメインなのかな?

キシタク

 

私の勝手な印象として、このようなイメージがあります。

 

超高齢化社会を前にして、今後デイサービスなどの介護保険分野の仕事は重要になることが予想できます。

 

今まで関わることのなかった分野のことも知っておきたい!

キシタク

 

ということで、今回はデイサービスで働く理学療法士の給与面や働き方を調べてみたいと思います!

 

デイサービスで働く理学療法士の給料は病院の理学療法士より高い?

 

まずはデイサービスの給与事情について調べてみます。

 

機能訓練指導員の給料・年収

 

求人サイトを確認すると

 

首都圏の機能訓練指導員の年収平均

年収:約350万円~約500万円

月収:約23万円~約27万円

時給:約1400円~約2000

 

くらいであることが分かりました。

 

理学療法士の平均年収が約400万円なので、同等か少し多めにもらえる所もあるようです!

キシタク

 

年収が高い勤務先は特別養護老人ホーム

 

年収が高い勤務先をみていくと特別養護老人ホームが多い傾向にあります。

 

首都圏特別養護老人ホーム給与例

勤務時間:9:00~18:00

月収:約38万円(手当てなど込み)

基本給:約29万円

賞与:3.4ヵ月  29万円×3.4ヵ月=98.6万円

年収:38万円×12ヵ月=456万円  456万円+98.6万円=554.6万円  約555万円

 

首都圏で調べてみると上記のような好待遇の施設もありました。

 

勤務時間もそれほど多くなく、年収約555万円は一般病院で働く理学療法士と比較するとかなり多いのではないでしょうか!

キシタク

 

しかしこれは仕事を選ばなければという一面を含んでいます。

 

デイサービスで働く理学療法士の仕事とは?

 

ひとくくりにデイサービスといっても、運営する施設により色々な特色があります。

 

引用:静岡の介護「みなサポ」

http://shizukai.biz/zx/day/main/daytop.html

 

各施設共に特色は違いますが、共通するのが、機能回復のリハビリテーションに関わることだけを行えばいいという働き方ではないということです。

 

デイサービスでの機能訓練指導員の仕事内容

 

・個別機能訓練加算計画書・運動器機能向上計画書の作成

・バイタルチェックの実施

・集団体操などのメニュー考案

・リハビリ機器利用時の介助、指導

・個別リハビリの実施

・計画書に対する評価、モニタリング

・体力測定の実施

・介護職員へ機能訓練内容の指導

・ご利用者送迎 など

引用:リジョブ介護 デイサービスにおける機能訓練指導員の仕事内容

https://relax-job.com/contents_list/19445

 

このように、例えば送迎などの病院勤務では行わないようなことも、通常業務の中に含まれてきます。

 

またこれは、最近増えてきているリハビリ特化型デイサービスでの業務内容例です。

 

これが特別養護老人ホームの業務内容となると、機能回復目的のリハビリテーションの要素が更に減るようです。

 

特別養護老人ホームでの主な業務内容は?

 

特別養護老人施設では、主に在宅での介護の難しい介護度の高い(要介護3~5)の利用者が多くを占めています。

 

そのため特別養護老人ホームの機能訓練指導員は、積極的な機能訓練のリハビリを行うというよりも、着替えやトイレ、お風呂などの動作介助や、それらのADL訓練を行うことが多いようです。

 

なので、医療機関から転職して、介護保険分野、特に特別養護老人ホームに移る場合、仕事に違和感を感じる人もいるみたいです。

 

私自身、治すということを突き詰めて勉強してきたので、このような業務は難しそうです・・・

キシタク

 

またデイサービスで上記のように働けるのは、理学療法士だけではないことはご存知でしょうか?

 

機能訓練指導員とは?

 

デイサービスで働く場合、理学療法士という肩書きでなく、機能訓練指導員として働くことになります。

 

機能訓練指導員は、日常生活を営むのに必要な機能を改善し、又はその減退を防止するための訓練を行う能力を有すると認められる者でなければなりません。

 

機能訓練指導員の資格要件

 

  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • 看護師(准看護師)
  • 柔道整復師
  • あん摩マッサージ指圧師

※平成30年度介護報酬改定より、6ヵ月以上の実務経験を持つ鍼灸師も追加されています。

 

これら7つの資格のいずれかを所持していれば機能訓練指導員として働くことが可能です。

 

つまり、医療機関での保険を利用したリハビリでは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の専門性を保てていますが、デイサービスなど介護保険施設では代替可能であるといえます。

 

では、この7つの職種の中で、現状で最も機能訓練指導員としての数が多いのは、どの職種なのでしょうか?

 

実際に機能訓練指導員として働く数が最も多いのは看護師

 

【通所介護・要介護者】

個別機能訓練加算の届出状況別 主な機能訓練計画書作成者

引用:厚生労働省「リハビリテーションと機能訓練の機能分化とその在り方に関する調査研究(結果概要)

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000116470.pdf

 

この図をみると、理学療法士の専門性の高い「生活機能の維持・向上」を目的に行われる、個別機能訓練加算Ⅱに関しても、看護師の施行率が多いことが分かります。

 

看護師は、機能訓練の専門家というよりは、バイタルチェックなどのリスク管理に秀でた職種であるといえます。

 

つまり、高齢者の多い介護保険施設では、機能回復というよりは、リスク管理が主に重要視されるということが言えるのではないでしょうか。

 

今後デイサービスで働くことを考える理学療法士が意識するべきことは?

 

ここまで調べる中で、現状では私が感じていた最初の印象に近い、貰えるお金は高いけど、専門性は低いという感覚を受けます。

 

私個人の意見ですが、専門性の低い代替可能な働き方は、個人としての力が伸びないためあまりオススメしません。

 

しかし、介護保険分野にも理学療法士の専門性は必要だと思います!

 

そのため私は、理学療法士がデイサービスで働く際に次に上げる2つのことを意識して働くといいのではないかと考えます。

 

1.職場のマネジメントを意識して働く

 

勤める職場の職員全員が理学療法士の専門性を共通認識として持っているのであればいいのですが、なかなかそういうわけにはいかないと思います。

 

なので、まずは他職種とのコミュニケーションを密にとり、理学療法士ができることを知ってもらうのが必要ではないでしょうか。

 

そこから、他職種の方と上手く連携できれば、自分の専門性を生かしつつ、働きやすい環境を作ることができます

 

また、他職種の考えを知り、まとめる経験をすることで、ステップアップしてデイサービスの経営などを考える際にも役に立つのではないでしょうか!

 

2.外部でも働くことで自らの専門性を高める

 

収入としては一般の病院と比べると高い水準の所が多いと思います。

 

そのため収入源という意識ではなく、個人として専門性を高めるために外部で働いてみるというのもありではないでしょうか。

 

私自身、整形外科クリニックで働きながら、パーソナルトレーナーとして副業をすることで、色々な面で個人としての力を伸ばすことができました!

キシタク

 

専門性を高めて、ステップアップしていきたいと考える熱心な理学療法士の方のために、外部での働き方なども今後お伝えしていきたいと思っています!

 

まとめ

 

今回は自分がこれまで携わってこなかった、介護保険分野のデイサービスの収入と働き方などについて、調べたことをお伝えしました。

 

  • デイサービスの収入は一般病院の収入よりも高い傾向にある
  • 業務内容としては理学療法士の専門性をやや発揮しにくい働き方である
  • 個人として専門性を高めていくための行動が重要

 

個人的な意見ですがこのような面があるのではないかと感じました。

 

介護保険分野は、今後の社会の流れから考えて重要な分野であるということは明確だと思います。

 

しかし、現状では高い収入を保てていても、今後それが続くという保証はありませんし、今後は収入面では落ちていくことが予想されます。

詳しくは▼の記事をどうぞ

https://gekokujyoublog.com/physical-therapist-salary-level/

 

現在介護保険分野で働いている方はもちろんですが、これから働きたいと考えている方も、今から自らの専門性を高めつつ、働いていくことは大事ではないでしょうか!

 

皆さんの働き方の選択肢が少しでも広がるように、今後も自分自身が理学療法士でありながら、外の世界で収入を増やしてきた経験を発信していきたいと思います。

 

この記事を書いている人 - WRITER -
私はこれまで出会う人に恵まれて、自分がやりたいと思う仕事を実現してきました。 クリニックで勤務しながら、自費のパーソナルトレーナー・プロスポーツチームトレーナーができたのは自分1人の力では考えられません。 「今まで出会った人に貰った経験を今度は自分が伝えていきたい!」という思いから情報発信しようと考えました。 やる気はあるけど何から始めたらいいか分からないという人が1歩行動できるような発信をしていきます!

Copyright© 理学療法士の働き方改革 , 2018 All Rights Reserved.