【借金返済ブログ】1000万円以上の借金を抱えた27歳理学療法士の下克上物語5話
こんばんは、27歳で年収の4倍近くの借金を抱えてしまった理学療法士のキシタクです。
また引き続きこのブログを書くきっかけになった、僕の借金生活の話をお届けします。
前回までの話は▼になります。
【借金返済ブログ】1000万円以上の借金を抱えた27歳理学療法士の下克上物語1話
【借金返済ブログ】1000万円以上の借金を抱えた27歳理学療法士の下克上物語2話
【借金返済ブログ】1000万円以上の借金を抱えた27歳理学療法士の下克上物語3話
【借金返済ブログ】1000万円以上の借金を抱えた27歳理学療法士の下克上物語4話
『絶対圧倒的に成功して、こいつら全員まとめて黙らせる』
そう決意してから、僕は借金返済、そして下克上に向けて走りはじめました。
返済の日々
友達にバカにされながらも、
『いつか絶対下克上を起こす』
そう決意して、毎日朝から晩まで働き倒す日々を送りました。
でもこれ、いつまでこの生活なんだろうか・・・
こんだけ働き詰めでも、毎月借金の返済だけで34万円が消えていました。
そこから個人事業主なので、国民健康保険、国民年金(これは滞納してたけど)、それから住民税、奨学金、携帯代など払っていくと、ほとんどお金は残りませんでした。
そしてこのペースで返済して行っても、利息を含めると1300万円を返し終えるのが、4年後です。
4年後僕はもう31歳。
そう考えると、
こんな地味なこといつまでもやってらんねーわ。
私
心底そう思いました。
開業するしかない
4年もこんなことしてられん。ということで、この生活を打破するために、作戦を立てました。
題して
『ブログ書きまくって徐々にお客さんを増やして、年収を維持したまま年内に開業してやろう』作戦です。
タイトルなげーよ
カイジの世界の人
そう、タイトル長いんですけど、これには深い事情がありました。
開業するためのお金の話
普通開業する場合、200〜300万円ぐらい貯めて、最低向こう半年ないし1年分の家賃や経費などの運営資金を払える状態にします。
そして、その半年ないし1年間の生活は保証された状態で、毎日自分のお店のことに時間を注ぎ込んでお客さんを集めるというのが、僕の業界では一般的でした。
でも僕の場合、貯金はありません。
貯金どころか1300万円の借金があり、月々34万円を余計に支払わなければいけません。
そしておそらく正式に開業する場合は、お店の家賃や光熱費も10〜20万円ぐらいはかかるでしょう。
つまり開業する場合は、収入は全く落とさずに、開業初月から60万円ほどの利益を出さないといけなかったのです。
なかなかハードル高いな・・・
私
でも今の生活で4年間過ごすことを回避するには、開業して一気に返済するしか方法はないと思いました。
具体的な計画
僕が1つ運がよかったのが、以前からのつながりで、外苑前に1回2000円で場所を貸してくれるサロンを契約していた点です。
ここは部屋が4つあって、必ずどこかは空いているので、とりあえず自分のお店を契約するまでは、ここにお客さんを集めることができる状況でした。
ただ現状、そこでは1人のお客さんしかみていなかったので、どうやってここに人を集めるかを以前から考えていました。
そこで思いついたのがブログからの集客で、そのためにBMSに入会したという流れです。
ブログ書きまくる作戦
BMSに入ってすぐ、これはいけるぞ!!
そう感じました。
なので毎日仕事で23時過ぎに帰宅してから、ブログを書いたりHPの勉強をしました。
もともとHPについてはドメインって何?サーバーって美味しいの?
ってレベルからのスタートだったため、この頃は毎日3時間ぐらいしか寝てなかったと思います。
孤独との戦い
正直この頃って本当にキツかったんです。
借金を返すために働きながら、ブログを書き続ける。
でも書いても書いても、なんの問い合わせもない。
むしろ見に来てくれる人すらいない。
そして職場に行っても、医療業界は超保守的な人の集まりなんです。
こんなに借金があることなんて誰にも言えないし、その状況で仕事辞めて開業するために今ブログやってるともなかなか言えない。
仮に言っても、絶対に理解してくれないんですよ。
23歳の時に、学生時代仲がよかった理学療法士の友達4人で居酒屋で飲んでる時
「俺開業して10年後には1億稼ぐわ」
って言ったら
「おまえもう23だよ。いつまで夢見たいなこと言ってんの?」
と真顔で言われて、喧嘩して帰ったことがあります(笑)
確かに僕が少し変わっているところがあるのかもしれません。
でもそれにしても、超保守的で堅実さ120%みたいな人たちの集まりなんです。
だから借金のことや、この開業するための計画の話などは絶対に言えませんでした。
自分が今一番ヘトヘトになりながら本気で取り組んでいることが、周りの誰にも言えない。
これが一番キツかったです。
仲間ができた!
書いても書いても問い合わせもないし、これ本当に大丈夫なのか・・・、疲れたしもう辞めようか。
そう思ったことも何回もありました。
でもそんな時に、BMSでブロガーたちのオフ会がありました。
これが僕の中でかなり大きかったです。
同級生のブロガーさん
このオフ会になんと同い年のブロガーの女の子が、2人来ていました。
この2人と少し話すことができて、後日同級生ブロガーを集めて飲み会をすることにしました!
その時の同級生ブロガー飲み会の写真がこちら▼
第2回もすぐに開催しました。
この時のブロガーのみんなが、本当に良い人たちだったんです。
そしてみんな才能の塊のような方々で、この当時僕が月間3000PVとかなのに、みんな3万とか5万PVとか普通にありました。
パソコンやワードプレスのこともなんでも知ってるし、なんか絵とか文章もめっちゃうますぎだし。
同級生にこんな人たちがいるのかと、医療業界から来て体と株のこと以外何も知らない僕は、めちゃくちゃ衝撃を受けました。
と同時に才能の違いに少し凹みました。
でもずっと1人孤独な戦いで、心が折れそうになっていた僕にとって、ここでできた友達の存在は本当に大きかったです。
パソコン音痴すぎる僕にワードプレスのことを教えてくれて、借金の話も親身になって聞いてくれて、もう感謝しかありません。
『自分が苦しい時に笑ってバカにしてきた友達を全員黙らせる』
これは相変わらず、やっぱりモチベーションの1つではあります。
でも。
『僕を支えてくれている人たちに、いつか盛大に恩返しがしたい』
今はそういう想いが、より僕の背中を押してくれています。
続く